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ブランドとは何か(1)

ブランドとは、何でしょうか。なぜ、ブランドが今日注目されるようになってきたのでしょうか。

ブランドといっても、さまざまなジャンルに、いやむしろ、あらゆる分野にブランドは作られてきており、そのブランド力によって今日の社会が動かされているということもできるのです。

昔から、評判のいい人、人気のある商品というものはありました。ある町に、同じラ−メン屋でもAのお店とBのお店があって、Aのお店に行った人が、「この店のラ−メンはとてもおいしい、店員も愛想がいい」という印象をもって、それがしだいに広まっていくと、Aのお店にはしだいに多くのお客さんがやってくるようになります。

このようにして、多くの人々がその会社や商品に対してよい評価を持つようになり、継続してその商品を使いたい。ここなら安心できるという印象を持つようになると、その会社は「ブランド」会社であり、その会社の提供する製品は「ブランド製品」となっていくわけです。

つまり、顧客によってブランドは作られていくということができます。

ウォルター・ランドーというアメリカのブランド専門家は、「商品は工場でできるが、ブランドは顧客の頭の中にできる」といっています。

顧客によって作られていくという点が、非常に重要です。

確かに、ブランドが生まれてくるためには、自社によるたゆまぬ商品開発、設備投資、宣伝、広告なども必要になります。

作られる製品が、よいものであることはいうまでもありません。また、それが多くの人に知られ、伝えられていくことも大切です。

従来も、こうしたことは考えられてきたことでしょう。しかし、もう一歩、踏み込んで、顧客、すなわち相手二兎ってよいものを提供する努力が求められてきているということができます。

 


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